| 2007/11/04(日) 00:48 | 未分類 |
| カレシドコモダケの憂鬱(飛翔編) |
カノジョドコモダケちゃんがいきなりいなくなってしまった
カレシドコモダケくん。
その失意は非常に大きかったのです。

彼に唯一残されたのは実体のないカサ部分だけ。
でも不器用な彼は、そこに愛を注ぐことしかできないのです。
このカサにすら愛を!!
確かにある意味空想性を秘めた想いの一途さには頭が下がりますが、
現実はマンガやドラマの世界ではないのです。

カノジョドコモダケのカサには
それすらも重くのしかかるのですよ。
置かれた状況が見えない
彼のやりきれない想いはエスカレートしていき
遂には足りない部分を脳内補間。

こんな自分勝手な妄想擬似恋愛を続けていけば、
彼の心身は崩壊するのが、目に見えています。
そして、遂には…

やめろ、力では何も解決しない!!
そして、唯一残っていたカサの部分も
彼から離れていくのでありました。

ひとりぼっちです。
ひたすらにひとりぼっちです。
これからどうしていけばいいのでしょう。
孤独と絶望が、彼を蝕んでいきました。
友人のキノピオくんに誘われて、
彼は、カウンセリングの門を叩いたのでありました。

カルドラ先生。僕はこれからどうしていけばいいのですか。
僕の愛はどうすれば分かってもらえるのですか!?
そうね。それが知りたければ、時雨山(しぐれやま)の頂の奥に住む
私の一番弟子のマドモアゼル・愛先生を訪ねなさい。
彼が全ての答えを知っているでしょう。
本当ですか!!!
カレシドコモダケはとるものもとりあえず
時雨山に登ります。
標高1770mの断崖絶壁の山。
だが彼のひたむきな愛の力はその全ての試練を乗り越えるのです。

※このあたり、内輪ネタが入っていますが気にしたら負け犬です。
頂のそのまた奥に、
現在絶賛修行中のマドモアゼル・愛先生がいらっしゃいました。
若干色がくすんで、ややメタボな怪しい感じですが先生は先生。

ドコモダケ「先生!教えてください。僕はどうしたらいいのですか!」
先生「…
ここは質問スレではありませんよ。」
絶望した!修行と偽ってP2Pばかりの先生に絶望した!!
山を駆け下り、カルドラ先生のもとへ。

先生!!せっかく登ったのに、いたのはニートなニコ厨馬鹿でした。
僕の苦労はいったいなんだったのですか!!
興奮、憤慨するカレシドコモダケに、
先生は優しく微笑みかけました。
山の頂にひとりで住む人間に、他人の心など分かる筈ありません。
そして彼は私の弟子なのですよ。
弟子が私よりよく知っていることも不思議ですよね。
これらは、少し考えればわかること。
私はあなたに、周りを見るゆとりと、落ち着いて考えること
この二つを教えたかったのですよ。
カレシドコモダケの脳裏に電撃が走りました。
決してセガサターンのCMではありません。
愛だけを見て愛だけをぶつけて、状況も環境も時間も
周りを全て無視しては伝わるものも伝わりません。
無理やり伝えるのではなく、認めてもらえる。
そう努力してみてください。
愛のフィルタを取り払って、もう一度
周りを見渡してみなさい。
今まで見えなかったものがちゃんと見えてきますよ。

あ、あれ。あれれれれれれれれれええ。
あの姿は。
そうです。カノジョドコモダケは始めから横にいたのです。
彼が、彼自身で、彼女を見えなくしていたのです。
よかった。
本当によかった。
気付いたカレシと見直したカノジョ。
これから二人はどうなっていくのでしょう
それはまた、別のお話。

この話はフィクションです。
実在の人物・団体・事件等には一切関係ありません。
もち日本電電にも。
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